今まで僕が試したことのあるCMS・Blogツールは、インストールしてちょっとだけ触ってみたものを含めると、なんだかんだで3、40ぐらいある。各ツールは、もちろんそれぞれ特徴があるのだけれども、似ているといえば似ていて、同じような系統のものが多かった。 ところが、MODxというツールは、僕が使ったことのある他のツールには、あまり似ていなくて、新鮮だった。
Modxがボトムアップ志向だというのは、MODxでつくる!最強のCMSサイトに書いてあった言葉ですが、実際にModxを使ってみるとしっくりきました。
他のCMSがどちらかというと、枠組みを作ってから、そこにコンテンツを流し込むという印象が強いとするならば、 Modxは、従来のHTML作成->FTPアップロードというやり方を、CMSとしてサポートするとどうなるかという感じで作られているような気がする。
もちろん、実際にファイルを一つ一つアップロードしていく必要はなく、テンプレートや、部品化したパーツが使えます。 HTMLやPHPの呼び出しも分かりやすいし、カスタムフィールド(各エントリーごとにフィールドを設定)も簡単です。
ブラウザで動く、高機能なファイルマネージャという見方も、それほどは間違っていないかもしれない。
いわゆる“普通の構成のサイト”を作るのに、Modxはとても向いていると思う。
カスタマイズすれば、どうにでもなるといっても、 Movable Typeや、WordPress、それにNucleusとかは、ブログツールとして使うことを考えられているし、 XOOPS、Drupalは、高機能・コミュニティ系のいろいろが付いてくる。
そういう意味では、“平たい”サイトを作るには、じゃまにならないModxが使いやすい。
全体的な雰囲気は、Nucleusから一段とブログらしさを抜いて、各ページの独立性を強くしたというかんじです。
ただ、弱点もあるよう気がする。
まず、ブログとして使うには向いていない。 WordPressと統合したりもできるけど、 ブログとしてなら、WordPressをそのまま使ったほうが安心。
あと、せっかくのCMSなのに、多数のページの処理とかはちょっと難しい面がある。 せいぜい小規模~中規模のサイトでないと、メンテナンスには限界があるかもしれない。 頭から押さえつけるという力が、他のツールに比べて弱く、ページの個性を強くできるので、 最初の構成により一層気を使わないと、ページがばらばらになってしまうと思われます。
上の本で、紹介されていた、実際のModx使用サイトの例。
他のCMSで実現が難しいことができる代わりに、他のCMSができることが難しい。 作りたいサイトのタイプとマッチすれば、かなり使える。
各ドキュメント(個別のアイテム)の管理機能とか、スニペットの充実、 日本語周りの問題は、もう少しなんとかなるとうれしい。
HTMLや、PHP、ちょっとした変数(文字列、月日とか)のパーツ化がしやすいので、 PHPとかが使える人にはかなり面白いと思う。
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